2012年9月17日月曜日

浅間山

距離: 15.24km
時間: 3時間42分44秒

浅間山 at EveryTrail


Garminのデータはこちら

鏑木さんの「全国トレランコースガイド」の29番「浅間山」コースです。

昨日は草津を走り草津の宿に泊まっていたのですが、朝起きると大雨。さすがにこの天気でトレイルは無理だろうと、諦めて家に帰るつもりで宿を出ました。

しかし、しばらくすると雨が止んできたので急遽、「とりあえず行くだけ行ってみるべ」と浅間山に向かってみました。登山道入口に到着した時には、空は怪しいながらも何とか大丈夫そうな予感。走るぞ~。

登山口にはこんな看板が。


浅間山は活火山であることをあらためて認識。

さらにその認識を強めたのがこれ。


避難用のシェルターです。こんなもんでいざというときに大丈夫かどうか不安ですが。

山を登っていると、どんどん天気が悪くなってきました。




かなりの霧。目の前のコースが見えなくなるほどではありませんが、展望はほとんどありません。

そして、雨まで降って来ました。


それほど強くい雨ではありませんが、雨具を着用することに。このあたりで、ちょっと先から引き返してくる登山の方々何人かとすれ違いました。皆さん、がったりした様子。

さすがに自分でも不安になってきましたが、食料、水、雨具、防寒具、そして体力。いずれも十分だと確認できたので、行けるところまで行ってみることにしました。

基本的に霧(雲?)がかかっているのですが、時々景色が広がります。




緑もあれば、ゴツゴツとした岩場もあり。時々ちらっと見えるのがまた楽しい。悪条件ながら、ワクワクしてきます。

そして、こんな細いトレイルも。


ちょっと怖い気もしますが、これまた楽しい。

この先に、Jバンドと呼ばれている急で険しい斜面があります。「全国トレランコースガイド」には、「濃霧時などは迷いやすいので、表示に従って慎重に」と書かれていました。と言っても、いつもの様にGarminにコースを突っ込んであるので大丈夫。と思っていたのですが、どうもGarminが表示しているコースがずれています。時々GPSの電波をうまく拾えない時があるので、自分で確認したコースを信じて進みました。先人の足跡もしっかり残っているので大丈夫。

ところがしばらく行くと、道が無くなってしまいました。これはさすがにおかしいと思い、来たコースを戻ることに。しかし、砂と岩の斜面をしばらく下ってしまったので、再び上に登るのは一苦労。ズルズルと崩れる斜面を手足全てを使って何とか這い上がりました。

戻ってみると、先ほどGPSが指し示していた方向が正しいことが判明。ちゃんと信じれば良かった。これも視界が悪かったせいかもしれません。しかも、足跡を残した先人もコースアウトしていたのね。危ない危ない。

しばらく軽く下るトレイルを進むと、いよいよ浅間山(前掛山)に登るトレイルへ。


山頂は全く見えません。

しかし、登っている最中、時々晴れ間が見えることも。期待していいのかな?


しかし、このあたりですれ違う人たちは「何も見えませんでした。しかもものすごい強風。」と残念そう。期待しちゃダメそうですね。

長い登りが終わると、再びシェルターがありました。火口はもうすぐそこです。そして山頂も近いはず。


このあたりでオバチャンたちとすれ違いました。何と、「見えるわよ、時々!」と嬉しそうに教えてくれました。どうやら、時々雲が晴れるらしいぞ。期待しちゃうよ、これは。

しかし、山頂に向かう最後の登りでは、ものすごい強風にさらされます。真っ直ぐ歩けないほど。しかも雲は晴れそうにありません。

が、突然晴れ間が!


お、これは。晴れているうちに山頂に着こうと、ここからダッシュ。山頂に着いた時には再び曇ってしまいましたが、しばらく待つと晴れました。


よっしゃ~。しばらく晴れたり曇ったりを繰り返していましたが、だんだん晴れている時間が長くなってきます。誰もいない強風の山頂で、晴れて絶景が見えるたびに一人で絶叫していました。こりゃ最高ですよ、奥さん!





思う存分景色を堪能してから、山頂をあとに。

スタート地点に戻るまでに、一箇所急な登りがありますが、ここでの景色がまたたまらん。




空はすっかり晴れてきました。青空に緑の草木、そして表現のしようがない美しい岩。サイコー!

登りのトレイルの途中には


こんな細くて危なっかしい箇所もありましたが、楽しくて仕方がありませんでした。

ゴール後はビジターセンターにて


キャベツソフト。フリーズドライのキャベツが入っているとのこと。確かにキャベツ味でした。あれ?昨日2個もソフトクリームを食べたような気がするけど。まぁ、いいか。

それにしても、本当に楽しいトレイルでした。天候が悪いままだとここまで楽しめなかったかも知れませんが、トレイルは変化に富んでいて、景色も最高。これはまた走りに行かなきゃいけないなぁ。絶対行くぞ!

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