2012年10月8日月曜日

丹沢スタンプラリートレラン

距離: 43.14km
時間: 7時間38分23秒

丹沢スタンプラリー 一日で手拭いゲット at EveryTrail


Garminのデータはこちら

たまたま予定が空いたので、先日計画して雨で行けなかった丹沢を走って来ました。丹沢ではスタンプラリーをやっています。神奈川に住むトレイルランナーとしては、やはり参加しておかないと。スタンプラリーのWebサイトを見ると、

※1日ですべてのスタンプを集めるのは、トレイルランニングなどをなさる方がほとんどです。一般の登山者は無理をなさらないようにお願いいたします。

という注意書きまで有ります。ますますトレイルランナーの気持ちを駆り立てますね。

最寄りの駅で始発に乗って、小田急線渋沢駅に7時頃到着。北口から大倉行きのバスで終点大倉まで。大倉にある売店(どんぐりハウス)でまずはスタンプ帳を購入(300円)。


さらにここで1つ目のスタンプを押してスタート。

しばらくロードを走ってからトレイルに入ります。


といっても車も走れるような砂利道。それでも森の深さは普段走る鎌倉のトレイルとは大違い。気持ちいいっす(鎌倉のトレイルも大好きですが)。

丹沢といえばヤマビルが有名。あまりにもヒルが多いので夏場は行かないほうが良いという話も聞きます。走っていても心配で、足をヒルが上ってきていないかを何度も確認しちゃいます。一応大丈夫そうです。

2つ目のスタンプは鍋割山山頂にあります。ところどころにある案内板通りに進めば良いのですが、途中、砂利道をそれて山に入る道が。そして、どちらにも「鍋割山」と書いてありました。括弧書きで「xx経由」と書いてあったので(xxは失念)、せっかくだから楽しそうな山道に入りました。

少し進むと、たまたまおじいちゃんが前で休憩していました。挨拶がてら、スタンプラリーで鍋割山を目指していることを話すと、「このコースは鍋割はスキップするよ」と。さっきの案内板だと鍋割山にいけることになっていましたが、どうやら通りすぎるらしい。「ほら、下に川沿いの道が見えるでしょ。この斜面を降りていけばいいよ」と元のコースに戻る方法まで教えてくれました。ということで、道なき斜面を降りて元のコースに復活。

またしばらく砂利道を進むと、山道に入ります。斜面も急になってようやく本番という感じ。走ったり歩いたりを繰り返しながらひたすら登ります。

鍋割山に到着。


スタンプは鍋割山荘にあります。


続いて塔ノ岳を目指します。途中、こんな景色に出会いました。


なぜかかき氷を思い出してしまいました。山の上にシロップがかかっているように見えたのかしら?そうとう腹が減っていたんですね。

塔ノ岳山頂に到着。


一応富士山が見えたのですが、雲が多くて頭が少し出ていた程度。イマイチ。3つ目スタンプを押して、次の丹沢山を目指します。

途中、先が見通せる気持ちのいい場所も。


ついでに、きのこの木も発見。


丹沢山に到着。


本日の最高地点、1,567.1メートル。

4つ目のスタンプをゲットして、再び塔ノ岳に戻ります。コースの都合上、塔ノ岳と丹沢山の間だけ往復する必要があります。

塔ノ岳に戻る途中、目の前の斜面をものすごい勢いでこちらに向かって下ってくるランナーを発見。速いなぁと感心して見ていると、ふと、Facebookでお友達の人に似ているような・・・。まだ直接お会いしたことが無かったので自信はないものの、声をかけてみると、やはりその人でした。スタンプラリーとは関係なく走っていたようですが、たまたま出会うことができました。いや〜、驚き。何というめぐり合わせ。レースでもないのに。トレイルランナーはトレイルで出会うのですね。

再び塔ノ岳に到着。今度は富士山がよく見えました。


富士山を見ながら、コンビニで買っておいたおにぎり2個食いました。最高にうまい。

さて、次の目的地は大山。大山と言っても山頂ではなく、少し下った阿夫利神社の下社にスタンプがあります(ちなみに阿夫利神社の本社は大山山頂にあります)。

大山を登るまではしばらく下り、と思っていましたが、結構急な岩場の登りもありました。


 あるおばちゃんは、泣きそうな声で「こんな所だと思っていませんでした」と漏らしていました。

三ノ塔の手前の登りもなかなかのもの。


三ノ塔を越えれば、今度こそ本当にしばらく下りです。といっても結構な岩場。しかも登ってくる人たちも多いので、あまり走れません。

一旦道路を走って、ヤビツ峠からは再び山道を登ります。スタンプラリー的には大山の山頂には行かなくても良いのですが、せっかくなので・・・。




かなり人が多いです。こんな看板もありましたが


ふりむいても残念ながら富士山は見えませんでした。でも、別の方角からは外界を見渡せました。


ここからはずっと下り。阿夫利神社の下社を目指します。しかし、神社に到着したもののスタンプがどこにあるのか分からず。売店のおばちゃんに聞くと、「そこの階段の上」と。どうやら下りすぎてしまったようで。今降りてきた階段を上り、神社に行くもやはりスタンプを見つけられません。お守りなどを売っている場所があったので、そこで聞いてみようと思ったら、その脇にひっそりとスタンプが置かれていました。もっと目立つようにして欲しいなぁ。5つ目のスタンプをゲット。

せっかくなのでさっきの売店で何か食べようと思って色々と見ていると、ウマそうなものを発見。


豆腐ソフト。豆腐好きなので、もっと豆腐味が濃いほうが良かった気もしますがなかなか美味。

ここからケーブルカーで下るという手もありますが、まだまだ体力には余裕があったので、予定通り最後のスタンプが置かれている伊勢原駅まで走ることに。といっても、細かい階段の連続。いくらがんばって走ってもスピードは全く出ません。う〜ん、じれったい。

階段地獄のあとはおみやげ屋地帯に突入。


狭いところにお客さんがたくさんいるので、こちらも走れません。しかしここを抜けると、伊勢原駅までは下り基調のロードのみ。

無事に最後のスタンプと手拭いを手に入れました。



(手拭いを広げた写真は家で撮ったものです。)

ここで終了、という手もあるわけですが、まだ物足りない。ということで隣駅(鶴巻温泉駅)まで走って温泉を楽しんできました。


かなり混雑していましたが、汗を流してすっきり。

最後は駅の蕎麦屋でカツ丼と蕎麦のセットで終了!


スタートしてからゴール(温泉)まで7時間半を超えてしまいましたが、比較的ゆっくりペースだったこともありそれほどきつくは感じませんでした。体力に応じて大山山頂をスキップしたり、ケーブルカーを利用したりというのもありだと思います。

丹沢スタンプラリー、なかなか楽しいめる企画ですね。

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