2010年11月6日土曜日

丹沢 三ノ塔-大山 トレイルランニング

距離: 26.23km
時間: 4時間54分24秒

丹沢 三ノ塔-大山 トレイルランニング at EveryTrail


こちらのコースデータ(GPS)をAndroid端末(Nexus One)に登録して、丹沢を走ってきました。きつかった~。

朝5時28分発の地元の電車に乗り、小田急渋沢駅に6時57分着、渋沢駅北口2番バス乗り場から7時2分発の大倉行きのバスに乗り(時刻表はこちらから)、10分少々で終点の大倉バス停に到着。県立秦野戸川公園がスタート地点です。


準備体操をして7時半くらいにスタート。かっちょいい橋の上からはきれいな川が見えます。ここから三ノ塔を目指して登ります。最初は比較的緩い登りだったので調子に乗って走っていたのですが、途中からかなりきつくなります。しかも登っても登ってもまだまだ登り。きつい・・・。後半はほとんど走れません。それでもときどき斜面がゆるくなると、思い出したように走りだす。再び斜面がきつくなると、すかさず歩きだす。これを繰り返します。

途中でこんなのを見つけました。


「丹沢4百万キロ、地獄66.6キロ」。なるほど、どこまで行っても果てしなく続く登り、地獄に落ちる方がよっぽど楽だってことですかね。誰だ、こんなの書いた奴は?すばらしい。

スタートから約1時間15分ほどで、ようやく頂上に到着。


標高1,205メートル。疲れました。ご褒美の富士山はきれいでした。

ここからヤビツ峠に向けて下りますが、ここは登ってくる人が結構いるので注意しながら走る必要あり。下り終えた辺りからちょっとしばらく上りのロード走ると左手にバス停が見えます。



ここから大山に向けて再び登りが始まります。これがまたきつい・・・。なかなか走れる場所がありません。

ちょっと行くと子供たちの声が聞こえてきます。そして20メートルほど平らでちょっと広い道で、おそらく幼稚園の年長さんか小学生の1年生くらいの集団が休憩していて、今まさにスタートしようとしていることろでした。おっと、この後ろに付いてしまっては大変、ということで、平らであることをいいことに、挨拶をしながら走って子供たちの間をすり抜けました。

すると子供たちから、「あ、すごい!はしってる~」、「マラソンせんしゅみたいだね」と歓声が上がりました。いやいや、待っておくれ。おじさんはさっきまで歩いていたんだよ。そしてこの先登りになったらまた歩くんだよ。

しかし、もしかしたら子供たちは今日の絵日記に「やまのぼりをしていたら、はしっているひとがいました。ぼくもあんなひとになりたいです」と書いてくれるかもしれない。ここで子供たちの夢を壊してはいけない、と勝手に大げさな責任感を感じ、子供たちから見えなくなるまで走りました。おじさんはつらかったよ。

この先もかなりきつい登りが続きます。本当にあの子供たちは登りきれるのだろうかと思いながら頂上に到着。こちらも1200メートルを超える山なのね。

ここからの下りは、ここまで参考にしてきたGPSデータを敢えてちょっと外れてみました。というのも、滝を見たかったからです。昨日家で滝の見えるコースを調べていたのでした。


それほどたいした滝ではありませんでしたが、やっぱりいいですね。しかもこの近辺では水の音を聞きながら走れます。とても心地よいです。

しばらく走っていると、手に持っていたAndroid端末の電源が突然切れました。どうやら気がつかないうちに上部にある電源ボタンを長押ししてしまったっぽい。EveryTrailというアプリでここまで走ってきたGPSデータを記録しているのですが、このデータが全部消えてしまった・・・と愕然としましたが、電源を入れなおしてアプリを起動すると、ちゃんとデータは残っていて、再び続けてデータの記録を始めてくれました。良かったぁ。

このおかげで、自分が走ろうと思っていたコースを外れていたことに気が付きました。ちょっと戻ってコースを探していると、ケーブルカーの駅に着いてしまいました。しかたがないので駅員さんにAndroid端末を見せて、「この道に行きたいんですけど」と聞いてみました。駅員さん、いきなり妙なものを見せられて困った様子。「で、どこに行きたいの?」と聞かれたので「鶴巻温泉に抜けたいんですけど」というと、親切に教えてくれました。


この神社の左側からトレイルに入れました。

気分的にはあと少しでゴールかと思っていたのですが、ここからもまだ大変でした。下りが中心ですが、短いながらも登りが結構出てきます。登りは膝の上あたりの筋肉がガクガク、下りも足がへニョへニョでスピードが出ません。しかしながら、何とかゴールの弘法の里湯に到着。駐車場の前で整理体操をしているのはかなり怪しかっただろうなぁ。

今日準備していたのは、スポーツドリンクを1.3リットル、エネルギーゼリーを2つ、ビスケットを3つ。基本的に予備として持っているスポーツドリンク300ミリリットルは残ったものの、あとはすべてなくなりました。もうちょっと持っていたほうが安心だったかな。

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