2010年11月14日日曜日

陣馬山トレイルレース

距離: 23.54km
時間: 2時間31分27秒
順位: 男子総合194/1161、男子40歳代59/369

(距離は大会発表のもの、時間は公式タイム)
(参加者1420名、完走したのは1345名だそうです)

陣馬山トレイルレース at EveryTrail


人生初めてのトレイルランニングレースに参加してきました。そもそもロードを走る大会も高校生の時のマラソン大会が最後かな。自分から申し込んで参加した大会は今回が初です。

トレイルランニングを始めたのは今年の9月から。鎌倉を中心にほとんどの週末に一度は走っていました。それまではトレイルランニングというものの存在すら知らず、何年もジムで6kmを週に2~3回走るのを中心に、たまに外を走る程度でした。8月くらいから朝ロードを走り始めたのですが、トレイルランニングを知ってからは週末トレイルを気持よく走りたいからロードを走る、という感じでがんばっています。

さて、初めての大会で緊張しながら会場へ向かいました。朝5時19分の地元の電車に乗り、藤野駅に着いたのは7時15分。会場ではトイレが混んでいるだろうからと思い、駅のトイレを利用しました。こちらも少し混んでいたので並ぶ必要がありましたが。

ここから会場まで25分ほど歩きます。大会参加者がたくさん歩いています。みんな見るからに速そうです。

会場に着いたらすでに結構参加者が集まっていました。思ったとおりトイレの行列が出来ていました。しかしスタートまでまだ時間があるし、特にやることも無いのでまたしてもトイレに並びました。別にトイレが好きなわけではありません。

さて、レースの準備でもするか、と思ったら何だかおばさま方の声がします。振り向いてみると、


おばさま方がタオルを使った準備体操の指揮をしてくれています。しかも曲は「365歩のマーチ」。見惚れてしまってすっかり準備体操するのを忘れてしまいました。

今日の服装は、ランニング用の長袖シャツの上に半袖Tシャツ、それにハーフパンツ。容量約4リットルのバックパックには、ウインドブレーカー、テーピング(怪我した時用)、500mlペットボトル、ビスケット3個、エネルギーゼリー。


スタート直前の様子。緊張するなぁ。

スタート直後はかなり揉まれましたが、比較的順調だったかな。気がつくと陣馬山頂上までノンストップ、しかも渋滞しているところ以外は歩きも無し、ほとんどすべて走り切っちゃいました。自分がこんなに走れるなんて、驚き。回りの雰囲気に飲まれた感じですね。

途中渋滞中にビスケットをひとつ食べましたが、息が荒い時にパサパサのビスケットは喉を通らないですね・・・。走っている最中のエネルギー補給はエネルギーゼリーのほうが良さそうです。

頂上の馬の像を見た記憶もないくらいの勢いでそのまま下りへ。最近走り方が分かってきた下りは快調に飛ばします。しかも舗装路になったらさらにスピードに乗って、どんどん順位を上げました。

下りきったところに給水所。ここで水を頂いて、急でかなり長いという噂の登り坂へ。まさに噂通り。無茶苦茶長い。場所によっては結構急。登っても登ってもまだまだ続きます。気合で走り続けましたが、すごく遅い。スピードが出ない。ほとんど歩いているように見えたんじゃないかしら。きっと競歩の審判も「合格」をくれるんじゃないかという進み方です。ということで、どんどん抜かれます。みんな速いのね。

たぶん50分ほどかけてようやく登り坂終了。再びトレイルへ。平坦なところから徐々に下っていきます。かなり疲れていましたが、しばらくすると順調に飛ばせるようになりました。勢いに乗ってまた下りで何人か抜きます。いい感じです。

ゴールまであと少しのところでトレイルの下りが終了。また舗装路になるのですが、そこで四つん這いになっている人を発見。どうしたのかな、と思っていたら急にふくらはぎがつりそうになりました。トレイルの急な下りからいきなり舗装路の平坦なところに出たので、体がびっくりしたんでしょうね。四つん這いのあの人も、きっと同じことが起きたんだろうなぁ。

幸い、ふくらはぎはピキピキと緊張しているものの、ふくらはぎを伸ばしたままの状態で妙な走り方を続けることができたので、そのままゴール。ちかれた~。

ゴール後にすぐに自分の成績がプリントアウトされた完走証をもらえてびっくり。こんなところもIT化されているのね。そして人が集まっている方に行くとなんと味噌汁(せいかくには「すいとん」だそうです)を配っているではありませんか。これ、最高に美味しかったです。柚子の香りがたまりません。お替わりしたかったなぁ。


密かに3時間を狙っていたのですが、タイムも順位も予想以上。初レースでこれだけ走れたなんて、かなり満足しちゃってます、はい。

このあと、レース参加者は無料の藤野やまなみ温泉へ。会場近くから無料送迎バスもありました。温泉はさすがにレース参加者で混んでいましたが、汗を洗い流して気持よく帰ることができました。

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